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9月13日 経過観察

数ヶ月ぶりの経過観察のため、大学病院へ行って来ました。
初めて大学病院を受診してから1年がたちました。1年前、小さな体で訳も分からずベッドにくくりつけられ、恐怖に泣き叫びながら検査を受けていた娘の姿を思い出し、娘を抱っこする腕に力をギュっとこめてみたり。

夏休み中は混むから、という理由で9月の受診としましたが、それでもいつもよりも患者さんの数が多いようでした。小学生の男の子や3歳くらいの女の子、ベビーカーに乗せられたプクプクの赤ちゃん・・・。みんないろいろなものを抱えているんだよな、などと親がしんみりしている傍らで、長い待ち時間に飽きた娘が、イスに登ったり降りたり、ふらふらしたり。長い廊下を散歩したり階段を上り下りしたりしてなんとか間を持たせてようやく診察。

いつもどおり、まずは視力検査。過去の検査では、左右の視力差があるという現実をイヤでも認めざるを得なかった(素人が見ていても視力差が明らかだった)のだけど、今回は違った。これまで左目では認識できなかったような細かい縞(※)をきちんと指差している。おー、すごいじゃない!!医師によると、前回は左右の視力差が5倍くらいあったのが、今回は差がほとんどないということ。
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※低年齢でCの字を見る一般的な視力検査表が使えないため、グレー地の横長の長方形をしたボードにグレー×白の縦縞の四角が描かれているものを使い、その縦縞を認識できるかどうかを片目ずつ調べる。
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まさに保育園での毎日のパッチの効果だと思います。この頃は自分から進んで貼ることもあるようで、自発的に貼っていろんな遊びで目にいい刺激をいっぱいもらうことで効果が上がったのでしょうし、そうして視力が改善されたために左目の「見えにくさ」が軽減してパッチの不快感もいくらか減ったのかもしれません。だからパッチを頑張れる。いい相乗効果です。

夕方娘を迎えに行ったときに担任の先生に左目の視力が上がっていることを話したら、本当に喜んでくださいました。毎日毎日娘のパッチを貼り、見守り、上手に声かけをして本人が頑張れるようにしてくださっている保育士の皆様には、いくら感謝しても足りません。


今回の視力検査の結果はもしかしたら偶然かもしれないし、次の検査ではまた視力差が出ているかもしれない。でも、なんとか視力差が少ない状態を維持してほしい。がんばれ、娘と娘の左目!!



by hana-a-ex | 2007-09-13 22:42 | 先天性白内障
思うことをつれづれと。
by hana-a-ex

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